日本の輸出入と機械産業の国際競争力
第2回 日本の貿易構造-国別輸出入・商品別輸出入-

日本の貿易の主要な輸出入国、主要な輸出入製品および2000年代に入ってからの輸出入、国際競争力の推移を見る。貿易収支額は、輸出額が増加しているものの、輸入額がさらに急増していることから赤字に転落している。機械の貿易収支額の黒字額の増加が緩やかであること、鉱物性燃料や原料品の輸入額が増大していることがその背景にある。
日本の主要国向け輸出入額
日本の主要な輸出先は米国、中国、韓国の順で主要な輸入先は中国、米国、オーストラリアの順である(表1)。差引額(貿易収支額)では対米国が8兆円を超える黒字に対して、中国に対しては電気機器の輸入が増加傾向にあることから6兆円を超える赤字となっている。鉄鉱石、石炭の輸入先であるオーストラリアに対しても5兆円を超える赤字。
表1 2024年主要国向け別輸出入額(10億円)

(出所)財務省「貿易統計」から作成
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キーワード:日本の輸出入と機械産業の国際競争力
装置製作:高山芳の
(多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻 統合デザイン領域 在籍)
金属・磁石・モーターなどの単純なメカニズムを用いた装置は、重力や摩擦を受け入れながら、ある行為を繰り返します。その姿は、私たちが呼吸し、脈を打ちながら生きていることを思い出させます。本誌では、学部の卒業制作である 10 体の装置〈脈拍〉を中心に、全 12 体の作品を紹介します。