Myメカライフ
地図を描く設計技術

この度、「製品多様性と開発効率性を両立するモジュール設計法の開発」というテーマに対して日本機械学会奨励賞(技術)をいただき、大変光栄に思います。これまでの取組みと今回の受賞テーマ、そして今後の展望について述べさせていただきます。
現在取り組んでいる仕事内容を人に説明すると、一言では理解されないことが多く、「で、結局、設計なの? 研究なの?」と首をかしげられることもしばしばあります。そこでまず、私の業務を紹介させていただきます。私は「設計技術」を核に、社内の製品設計を支援する立場にあります。設計者と一緒に製品開発を進めることもあれば、設計プロセスそのものを見直すこと、さらにはそのための新しい設計技術を生み出すことにも携わっています。ここでいう設計技術とは、熱・流体・材料力学といった自然科学や、冷凍サイクルや熱交換器設計などの人工物に関わる工学、さらにはモデルベース開発や最適化といった方法論までを含む広い概念です。私たちは学術知見を積極的に取り入れると同時に、日々の経験を振り返って得られた知見を学術的に還元し、理論として整理することを大切にしています。
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キーワード:Myメカライフ
装置製作:高山芳の
(多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻 統合デザイン領域 在籍)
金属・磁石・モーターなどの単純なメカニズムを用いた装置は、重力や摩擦を受け入れながら、ある行為を繰り返します。その姿は、私たちが呼吸し、脈を打ちながら生きていることを思い出させます。本誌では、学部の卒業制作である 10 体の装置〈脈拍〉を中心に、全 12 体の作品を紹介します。