歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、主として機械技術に関わる歴史的遺産「機械遺産」(Mechanical Engineering Heritage)について日本機械学会が認定する。

 

■WHAT’S NEW
2025/07/31
2025年度機械遺産を認定いたします

機械遺産 Mechanical Engineering Heritage

機械遺産について

日本機械学会は2007年6月に創立110周年を迎えました。その記念事業の一環として、歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、日本国内の機械技術面で歴史的意義のある「機械遺産」(Mechanical Engineering Heritage)を認定することにいたしました。

「機械遺産」の認定は、本会の行う重要な事業として、今後も継続致しますので機械遺産について、当ホームページをご覧になった皆様には、ぜひ一度現地を訪問され、「機械遺産」をご自身の目でご覧頂きたく、あわせて今後の「機械遺産」認定に対し、ご理解とご支援を重ねてお願い申し上げる次第です。

日本機械学会

 

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今期認定一覧

今般、日本機械学会は2025年度機械遺産として6件(Collection:6件)を認定いたします。

7月 :
2025年度「機械遺産」候補推薦募集開始(締切2024年9月20日)。
8月 :
第5回機械遺産委員会開催。年度の総括、新年度委員会構成検討。
機械の日「機械遺産」認定証及び感謝状授与。
10月 :
第1回委員会開催。申請書類の書類審査による1次スクリーニング。
12月 :
第2回委員会開催。委員の比較調査結果を踏まえて2次スクリーニング、現認調査対象を選定。
2025年 2月 :
第3回委員会開催。委員の現認調査の結果を踏まえて最終選考、監修委員会に提案。
4月 :
機械遺産監修委員会(委員長 佐々木直哉)開催。機械遺産委員会より機械遺産候補の提案に至る経過・現認状況説明。審 議の結果「機械遺産」推薦候補を了承。
理事会にて2025年認定「機械遺産」候補全てを承認。
6月 :
第4回委員会開催:認定解説資料作成。
7月 :
2026年度「機械遺産」候補推薦募集開始(締切2025年9月20日)。
8月 :
第5回機械遺産委員会開催。年度の総括、新年度委員会構成検討。
機械の日「機械遺産」認定証及び感謝状授与。

2025年認定

No.127 新潟県

 国産初の加圧式石油ストーブSB型

Collection

株式会社コロナ 技術開発センター

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No.128 神奈川県

 円弧状車体で軽量化を実現した
東急5000系電車

Collection

株式会社総合車両製作所

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No.129 静岡県

 リレー式計算機FACOM128B

Collection

富士通株式会社 池田記念室

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No.130 長野県

 信州大学繊維学部の絹糸紡績機械群

Collection

信州大学繊維学部 繊維教育実験実習棟

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No.131 長野県

 電子式卓上計算機用ミニプリンター
EP-101

Collection

エプソンミュージアム諏訪

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No.132 静岡県

 スズライトSS

Collection

スズキ歴史館

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