日本機械学会「機械遺産」  機械遺産 第13号/MECHANICAL ENGINEERING HERITAGE NO.13
旅客機YS11
Japanese made Passenger Airplane Type YS11
 国立科学博物館が所蔵保管しているYS-11機は、運輸省航空局(当時)が使用したもので、我が国航空機製造事業の期待を一身に受けた栄えある量産1号機(製造番号2003)として、機体登録番号に生産された全YS-11機中一番若いJA8610(1965(昭和40)年3月取得)を与えられている。
 本機は1964(昭和39)年10月12日に初飛行し、1965(昭和40)年に運輸省航空局に引き渡され、「ちよだII」と命名された。以後、飛行検査用として運用され、最終飛行となった1998(平成10)年12月までに2万時間を超える飛行実績を持つ、試作2機のYS-11に次ぐ最古の機体の一つであり、YS-11のなかでも特に記念碑的価値の高い機体である。
 国立科学博物館では、わが国の航空機史上重要なYS-11機を出来うる限りオリジナルに近い形で保存するために、移管を受けた1999(平成11)年から現在まで、年間約4回の定期点検を継続的に実施し、メンテナンスとともに経年変化なども記録することで、将来的な産業遺産分野における文化財保存のデータ収集も行っている。
《写真提供:国立科学博物館》
非公開
※本遺産は非公開ですが以下の博物館で試作品1号機の見学ができます。
航空科学博物館
●開館時間: 10:00〜17:00(入館16:30まで)
●利用できない日: 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、
年末12月29日から31日(1月・5月・8月は毎日開館いたします)
●住所: 〒289-1608
千葉県山武郡芝山町岩山111-3
●電話番号: 0479-78-0557(代表)
●HPアドレス: http://www.aeromuseum.or.jp/
●交通機関: HPをご参照ください

 

 

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