日本機械学会「機械遺産」  機械遺産 第37号/MECHANICAL ENGINEERING HERITAGE NO.37
英国製50フィート転車台
British-made 50ft Turn Table
 1897(明治30)年イギリス・Ransomes & Rapier社製転車台で、国内の同国製転車台で製造所が判明している現存最古のもの。全長50ft.(15,240mm)、自重17t、最大積載荷重は95tである。桁側面は魚腹形、転車台形式は「バランスト型」上路式で、転車中は機関車・転車台桁の荷重は中央支承部だけで支持し、桁両端部の車輪は円周状に敷設のレールとは接触しない。日本鉄道(現在のJR東北本線、高崎線、常磐線など)に納入された同一設計の転車台15基のうちの1基である。日本鉄道・青森までの路線延伸、日清戦争勃発に伴うイギリス製テンダ式蒸気機関車の大量輸入はこの転車台と同時期で、機関車の大型化に対応するものであった。輸入当時の設置場所は不明である。1941(昭和16)年頃、新潟県の赤谷鉱山開発に伴う赤谷線建設時に東赤谷駅に設置された。1980(昭和55)年7月、東赤谷駅構内から大井川鐵道に移設され、同年11月から使用を開始、現在も稼働中である。このほか別時期のイギリス製と思われる転車台が国内に2基現存するが、いずれも来歴不詳である。
《写真提供:大井川鐵道株式会社》
公開
大井川鐵道(株)
●開館時間: 9:00〜17:00
●利用料: 150円(大・小同額)(千頭駅入場券を購入)
●利用できない日:
●住所: 〒428-0411
静岡県榛原郡川根本町千頭1216-5 大井川鐵道 千頭駅構内
●電話番号: 0547-59-2065
●HPアドレス: http://oigawa-railway.co.jp/
●交通機関: 大井川鐵道千頭駅下車徒歩0分

 

 

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