第21期[2014年度]関東支部・支部長挨拶

成人を迎えた関東支部

第21期 関東支部・支部長 慶應義塾大学  植 田 利 久


写真:植田 利久 支部長  関東支部は,設立以来20年を迎えました.2014年3月14,15日に東京農工大学で第20期総会・講演会が開催されましたが,14日には20周年記念式典を開催することができ,これまで関東支部の活動にご尽力いただきました方々にお集まりいただき,たのしいひとときを過ごすことができました.また,20周年記念誌を発行することができました.記念誌は,20期講演会論文集CDに収められていますので,お時間のあるときに,ご覧いただければと思います.関東支部の20年間の歩みを感じることができます.
 関東支部は,関東支部としての活動とともに,それぞれの地域にあった,よりダイナミックな活動を,都県単位で組織されているブロックを中心に行っています.今後もそれぞれの特徴を活かした活動を精力的に進めてゆきたいと考えています.支部の重要な活動のひとつとして,工学,とくに機械工学を,直接かかわる技術者,研究者だけでなく,一般の方々にも広く知っていただくことを目的に,日本機械学会に所属していない方々に向けた活動を積極的に行っています.小学生,中学生,高校生などが興味を持っていただける工作教室や見学会の企画などが行われていますが,参加された小学生,中学生などが,興味深く工作や見学をしている様子を拝見しますと,このなかから次世代の機械工学を担う人材が生まれてくるのだという実感がわき,うれしく思います.また,関東学生会が運営する卒業研究発表講演会は,年々発表件数が増加しており,頼もしい限りです.近年,日本機械学会の会員は減少傾向にあるといわれています.日本の人口構成から,当面はそのような傾向は避けられないとは思いますが,支部の活動を通してみていますと,次世代のパワーは着実に育ってきていると感じることができます.日本機械学会の活動は,部門の活動と支部の活動が,縦糸と横糸のように交差しながら進められています.会員のみなさまは,それぞれの地区の支部に所属されると同時に,それぞれの専門性に応じて,部門に所属され,活動されておられます.会員のみなさまには,商議員,支部幹事,ブロック長,ブロック委員などとして,支部,ブロックの活動に直接かかわっていただくこともあるかと思いますが,支部,ブロックが企画する様々な行事,工作教室,見学などの際に,会場や見学先をご提供いただくなどご協力いただいております.そのような地道なご協力が,さきにも述べた次世代の育成に大きな貢献を果たしています.  他方,20年間の活動のなかで,いろいろ見直さなければならない課題もあります.経理の健全化,より広い方々への広がり,それぞれの企画の見直しなどです.
 当たり前のようですが,活動をつねに新鮮な視点からみつめ,良いところは伸ばし,課題のあるところは積極的にその解決に取り組むことが重要であると思います.
 21年目を迎えて成人した関東支部,これからも,機械工学を通して社会に貢献してゆきたいと考えております.支部の活動には,個々の会員の皆様,会員企業のみなさまのご協力が不可欠です.皆様方の,これまでにも増しての,ご理解.ご協力,ご支援を賜りますよう,心からお願い申し上げます.どうぞよろしくお願いいたします.

歴代支部長挨拶