司 会:名城大学 成田 浩久 氏,埼玉大学 金子 順一 氏
1) 10:20~11:10 生産スケジューラ(APS)の機能と最新動向
アスプローバ株式会社 シニアコンサルタント
吉川 英二 氏
要旨:生産スケジューラ(APS)の機能をAsprova APSをベースに紹介しその適用業種、導入目的や運用上の課題などを説明いたします。またAI/IOT時代のAPSとして、高度な最適化スケジューリングへのAsprovaの取り組みをご紹介します。
2) 11:10~12:00 仮想工場最適化による変種変量生産現場の高度化
株式会社富士通研究所 デジタルアニーラ・ユニット シニアマネージャー(デジタル製造コア担当)
添田 武志 氏
要旨:工場の状況が刻々と変わるなか、分岐・合流が多い変種変量生産ラインの生産指示を最適に決めるのはベテラン作業者であっても難しい。本講演では仮想工場最適化エンジンOPTEMILISにより生産現場を仮想化し、少し先の状況を予測して、いま求められている作業順序や設備割り付けを最適化し、生産性やコストなどの複数の指標を効率的に改善する取り組みについてご紹介します。
12:00~13:10 昼休み
3) 13:10~14:00 デジタル・ツインによる製造領域の革新
シーメンス株式会社 PLM事業部 ポートフォリオ開発本部/デジタル・エンタープライズ・リアライゼーション シニア営業マネージャー
丸山 貴弘 氏
要旨:シーメンスでは昨今のモノづくりにおいて、デジタル・ツインへの取り組みを訴求しております。デジタル・ツインの適合領域は多岐に渡り、モノづくりの全ての過程で利用可能です。このデジタル・ツインを製造領域に適用することで、ユーザーはバーチャルな環境で得られた結果をそのままリアルな環境につなげる事ができます。本セッションではデジタル・ツインで得られる効果をご紹介するとともに、シーメンスが考える将来のモノづくりについてご案内します。
4) 14:00~14:50 CAD/CAMメーカーが提案する「AIQ(アイク)」でIoTの第一歩を!~ IoT活用で金型・部品製造の管理をスマート化する~
株式会社C&Gシステムズ 東日本営業部 東京支店 技術グループ
早田 貴史 氏
要旨:IoT、スマートファクトリーの第一歩として金型、部品製造の工程を管理し設備の稼働率の向上に寄与する CAD/CAMメーカー独自の工程管理ソリューション、「AIQ(アイク)」をご紹介します。
14:50~15:00 休 憩
5) 15:00~15:50 人のカン・コツを反映した生産管理システムの構築
株式会社チゥキヨー 生産管理グループ グループマネージャー
岩田 健司 氏
要旨:顧客の要求は品質・納期・価格と年々厳しくなっています。しかし、金型の生産は多品種少量生産であり、熟練者のカン・コツを頼りとし生産計画を立てる事が非常に困難な業態となっております。 弊社はその中でも顧客に信頼していただける生産ラインを目指し「一個流し生産ライン」を構築してきました。今回は人のカン・コツを反映した、生産管理システムについてご紹介します。
6) 15:50~16:40 「マツダのモノ造り」 ~計画順序生産への挑戦とフレキシブル生産の実現~
マツダ株式会社 本社工場 第1車両製造部 第2塗装課 マネージャー
岸川 範浩 氏
要旨:自動車業界ではスモールプレーヤーである弊社のモノ造りの挑戦、価値編成とJust on Timeを柱とする“計画順序生産”の実現に向けての取り組みとクルマ造りの挑戦である“モノ造り革新”の概要についてご紹介します。
7) 16:40~17:00 名刺交換交流会 ・ 質疑応答
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