一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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RC191

1.分科会名称

(社)日本機械学会 研究開発推進センター(設立準備室)

『エンジントライボロジーのモデリングに関する研究分科会�』
2.主査名

中原 綱光(東京工業大学 大学院理工学研究科 教授)
3.設置期間

2001年6月 ~ 2003年5月
4.活動目的・内容

今世紀、益々深刻化する世界的なエネルギー需要の増加、またそれに伴って発生する地球および地域環境問題に対して、低公害化、低燃費化を
強力に推進することが現在のエンジンに課せられた至上命題である。その命題に答えるためにはトライボロジー技術の一層の発展が不可欠であり、
1997年に設置されたRC152並びに1999年に設置されたRC172では、これまでにRC103、RC120、RC136において研究者個々が蓄積したエンジント
ライボロジーに関する解析手法、計測手法を結集できるように研究グループを組織化して重点的に取り組むことにより、現在企業が抱える課題に対し
て理論と実験双方からの解析が可能になり、具体的な成果を上げつつある。しかしながら本分野が本来目的とする摩擦、摩耗、焼付きの原因究明
および低減は、低公害、低燃費を目的としたガソリン直接噴射やハイブリッドエンジン、ディーゼルのEGR化等、多様化した新技術が加わり、一層複
雑化するとともに新たに発生する問題も多い。本分科会では有機的に組織化されたRC152、RC172の研究グループを発展、活用することにより緊急
課題に答えることを目的とする。
本研究分科会では、エンジンの主要摩擦部であるピストン系、軸受系、動弁系を構成する各要素部品が抱える重要課題に対してRC152、RC172で
推進しているグループ研究体制を継承し、複数の研究者が系統的に研究を推進することにより、多方面からの研究を早期に行うことができ、企業に対
して具体的で、且つ本分科会として特色のある研究成果を提供する。

5.参加負担金額 (年間)

50万円
6.問合せ先

分科会幹事 瀧口 雅章(武蔵工業大学 工学部)
TEL:(03)3703-3111   FAX:(03)3702-7792
E-mail : takiguchi@eng.me.musashi-tech.ac.jp