RC272
| 1. 分科会名称 | 『次世代産業を牽引する生産技術に関する研究分科会』 |
| 2. 主査名 | 諸貫 信行 （首都大学東京） |
| 3. 設置期間 | 2016年4月～2018年3月（2年間） |
| 4. 活動目的・内容 | 次世代のわが国製造業の国際競争力を牽引する成長産業として，例えば水素自動車や医療機器産業等への期待が高まっています．これらの産業において日本が世界市場をリードしていくためには，製造技術あるいは生産加工技術の高度化が必要不可欠です．特に，生産設備の中核をなす工作機械と周辺機器ハードウェアの高度化だけでなく付加加工を含めた加工技術や関連するソフトウェアの高度化も求められます．本研究分科会では，これらの産業におけるニーズを的確に捉え，そのニーズを満足するための技術革新を推進する開発課題，それらの開発課題を実現するための生産技術，生産技術を実現するための要素技術について情報収集を行い，今後求められる重点課題を分析し，今後の生産技術の開発要素を明確化することを目的とします．なお，活動には若手技術者・研究者育成のためのプログラムも含まれます． |
| 5. 期待される研究成果 | 次世代産業に資する工作機械を実現するためには，新たな構成要素の実現，さらにそれを用いた加工技術の確立を含む広範な工学分野を研究することが不可欠です．本分科会で得られる研究成果によって学の体系化，すなわち工作機械工学の体系化が進展し，また，工業的には，革新的な工作機械や加工技術の開発が進展することになります．よって，本分科会の研究成果は，産業基盤の高度化に貢献できるものと期待されます． |
| 6. 参加負担金 | 30万円（年間）×2年 |
| 7. 問合せ先 | 諸貫 信行 首都大学東京 システムデザイン学部，教授 (主査) TEL: 042-585-8442, FAX: 042-583-5119, e-mail: moronuki@tmu.ac.jp |