RC288

1. 分科会名称	『高付加価値産業を創出する生産技術に関する研究分科会』
2. 主査名	森重　功一　（電気通信大学）
3. 設置期間	2020年4月～2022年3月（2年間）
4. 活動目的・内容	発展途上国の追い上げなどから、我が国においては付加価値の高い製品および部品の製造を産業化することが急務となっています。その実現のためには、より高度な生産技術の開発が不可欠といえます。現在、欧州が牽引する形で、工作機械、制御装置、工具などのハードウェア技術とCAD/CAM/CAEなどのソフトウェア技術を連携させる取り組みが模索されており、これからの生産システムの世界的な潮流となりつつあります。本研究分科会は、高付加価値産業を実現するための生産技術とそれらを支えるハードウェアおよびソフトウェア技術の調査を行い、得られた調査結果を整理して体系化することを目的としています。
5. 期待される研究成果	日本の生産技術は、技術者や技能者の真摯な取り組みによって高いレベルを維持してきました。それらの高度な技術は、工作機械や工具などの生産財およびそれらに関連する要素部品の設計・開発・製造から、自動車、航空宇宙、医療、情報などの産業における利用まで、様々な現場に偏在していますが、それらを体系的に調査することによって、現在の生産システムをさらに高度化するうえで有用な知見を得ることが期待できます。
6. 参加負担金	30万円（年間）×2年
7. 問合せ先	森重　功一　電気通信大学 (主査) 電話: (042)383-3675, FAX: (042)484-3327 e-mail: m-shige@mce.uec.ac.jp