日本機械学会2003年次大会について
ロボメカ部門担当実行委員 橋本雅文(広島大学)


 2003年年次大会は8月5日〜8日の4日間,徳島大学で開催されますが,特別企画66件をはじめ多くの行事が予定されています. 年次大会の大きな特長は,普段は滅多にない他分野の方々との議論と交流の機会にあります. 以下に当ロボメカ部門の企画,および当部門に関連するその他の企画をまとめました. 皆様の奮っての御参加をお待ちしております. (ホームページ:http://www.jsme.or.jp/2003am/

1.大会概要
2003年8月5日(火)〜8日(金)の4日間 (5日は見学会.市民フォーラムの一部が大会期間外にも開催されますのでホームページでご確認下さい.)
会場:徳島大学常三島キャンパス(徳島市南常三島町1-1)
特別講演:8月7日(木)16:30〜17:30 ホテルクレメント徳島(徳島駅前)
「GaN系発光デバイスの開発の現状」 講師:日亜化学工業(株) 長浜慎一
懇親会:8月7日(木)18:00〜20:00 ホテルクレメント徳島(徳島駅前)
見学会:8月5日(火) 大塚製薬工場見学・鳴門観光
一般講演:8月6日(水)〜8日(金)の3日間

2.ロボメカ部門企画
2-1. 基調講演「空気圧ゴム人工筋を用いたウェアラブルパワーアシスト装置」
 講師:則次俊郎 (岡山大)

2-2. 研究発表セッション
(1) J15 「ライフサポート」 (バイオエンジニアリング,機力・計測制御と共催)
 企画:田川善彦(九州工大)他
(2) J18 「センサ・アクチュエータシステムとその知能化−実環境で活躍するメカトロニクスをめざして−」
 (情報・知能・精密機器,機素潤滑設計,交通・物流と共催)
 企画:野村由司彦(三重大) 他

2-3. 先端技術フォーラム
(1) 「実世界における遠隔操作技術」
 企画:岡 潔 (日本原子力研究所),小菅一弘(東北大)
(2) 「精密農業志向型ロボット・センサ技術」
 企画:近藤 直 (石井工業)

2-4. 市民フォーラム
「ロボットコンテストによる教育」企画:田中孝之(電通大)

3.ロボメカに関連する他部門企画
3-1. 基調講演
(1)「次世代アクチュエータの現状と展望」(機素潤滑設計)
 講師:鈴森 康一 (岡山大)
(2)「バイオ関連(予定)」 (情報・知能・精密機器)
 講師:猪岡 光 (東北大)
(3)「新しい機構学の構築 〜スクリュ理論に基づく統一的運動学・動力学解析」(機素潤滑設計)
 講師:杉本浩一 (香川大)

3-2. 先端技術フォーラム
(1) 「生物に学ぶ最適化手法」(計算力学,バイオエンジニアリング)
 企画:尾田十八 (金沢大)
(2) 「「食」を扱う機械システム」(機素潤滑設計)
 企画:岩附信行(東工大)
(3) 「コンピュータシミュレーションの最前線」(情報・知能・精密機器)
(4) 「バイオテクノロジーとナノテクノロジーとの融合」(流体工学)
 企画:望月 修(北海道大)
(5) 「実用化をめざす福祉機器の設計開発-福祉機器産業の特徴に合わせた開発の進め方-」 (バイオエンジニアリング)
 企画:大日方五郎 (名古屋大)

3-3. ワークショップ
(1) 「次世代アクチュエータの現状と展望」 (機素潤滑設計)
 企画:矢野智昭 (産総研)
(2) 「機械技術者の育成のための創造性教育」 (材料力学,中国四国支部,工学教育センター)
 企画:英 崇夫 (徳島大),鷲尾誠一 (岡山大)
(3) 「創造性教育・デザイン教育から生まれる技術教育の活性化」(工学教育センター)
 企画:大輪 武(東芝リサーチコンサルティング)

3-4. 市民フォーラム
「ロボット関係(予定)」(実行委員会企画)
企画:村上理一 (徳島大)

3-5.  国際フォーラム
「Requirements for Global Qualification of Engineers (技術者資格認定制度の必要性)」
 企画:国際交流委員会,工学教育センター,技術開発支援センター

年次大会に関する最新情報は表記のホームページをご覧下さい.



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Last Update :  2003/05/12

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