20周年記念フォーラム20周年記念フォーラム

日時: 6月5日(木)16:00-17:30
場所: メルパルク長野
参加資格: robomec08に参加される方は,どなたでもご参加いただけます(無料).
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−インデックス−
■ 20周年記念フォーラム(第1部)「ロボメカ部門の20年を振り返って(記念講演)」
司会   大道 武生 氏(名城大学,ロボメカ部門長)
●ロボメカ部門の歩み   山藤 和男 氏(電気通信大学名誉教授)
●ロボメカ部門と国際化の歩み  福田 敏男 氏(名古屋大学)
●スカラロボットと歩んだ27年  安川 員仁 氏(日本電産サンキョー社長)
■ 20周年記念フォーラム(第2部)「ロボメカの未来について(パネルディスカッション)」
司会   田所 諭 氏((東北大学,ロボメカ副部門長)
【パネラ】 田中 雅人 氏(安川電機),馬 書根 氏(立命館大),古田 貴之 氏(千葉工大),安藤 慶昭 氏(産総研),大武美保子 氏(東大)

■ 20周年記念フォーラム(第1部)「ロボメカ部門の20年を振り返って(記念講演)」

20周年記念講演1 「ロボメカ部門の歩み」  16:00-16:15

山藤 和男 氏
(電気通信大学名誉教授)
【概要】
 1989年にロボメカ部門が発足して20年になる。学会は会員数激減に対する起死回生策として部門制を採用し、活性化と競争原理の導入を狙った。本部門は産業機械委員会からロボットだけを引き継ぎ、2年後メカトロニクスを加えた。部門申請に際して学会執行部の懸念表明があった。部門に集った会員の若い情熱と尽力により、今や最も成功した部門の一つに成長したことを旧委員会の幕を引いた福田敏男名大教授、金子真阪大教授とともに会員の皆様に深謝し、一層の発展を期待する

20周年記念講演2 「ロボメカ部門と国際化の歩み」 16:15-16:30

福田 敏男 氏
(名古屋大学)
 
                                                             

20周年記念講演3 「スカラロボットと歩んだ27年」 16:30-16:45

安川 員仁 氏
(日本電産サンキョー社長)
【概要】
 1978年4月に当時山梨大学牧野教授と山藤助教授が発起人として発足したSCARA研究会に日本電産サンキョー(旧 三協精機製作所)も参画し、1981年3月組立用ロボット市場参入発表から27年が経過した。その年の6月初出荷から、1982年米国IBMへOEM供給により世界中にSCARAが認知され、現在の液晶ガラス基板搬送にいたるSCARAの変化について話題提供する。


20周年記念フォーラム(第2部) 「ロボメカの未来について(パネルディスカッション)」 16:45-17:30

【司会】 田所 諭 氏 (東北大学,ロボメカ副部門長)
【パネラ】 田中 雅人 氏 (安川電機)
【パネラ】 馬 書根 氏 (立命館大)
略歴 1991年3月東京工業大学大学院理工学研究科修了、工学博士。
同年(株)小松製作所研究本部メカトロニクス研究所勤務。茨城大学工学部講師、助教授、立命館大学COE推進機構教授を経て、2008年4月より立命館大学理工学部ロボティクス学科教授、なお、2006年4月から立命館大学國際部副部長、琵琶湖・草津キャパス(BKC)國際センター長、現在に至る。
 この間,1992年4月から1年間米国カリフォルニア大学客員研究員。現在、中国科学院瀋陽自動化研究所教授、ハルピン工業大学``装備設計製造科学与技術''(国家111プログラム)海外専門家、中国瀋陽市渾南新区高新技術産業発展顧問等を兼任。ロボットの機構と制御、生物知能機械学、レスキューロボットなどの研究に従事。

日本機械学会、日本ロボット学会、計測自動制御学会、IEEE各会員。

1992年計測自動制御学会論文賞、1997年駐日中国大使館教育参事官「優秀論文賞」、2004年度中国科学院瀋陽自動化研究所「前沿研究賞」、2006年度中国科学院沈陽自動化研究所「人材育成賞(人材培養賞)」、IEEE国際会議ROBIO2005(2005 IEEE International Conference on Robotics and Biomimetics)優秀ロボティクス論文賞、2007年度中国機械工程学会優秀論文賞、第5回中国科協期刊優秀学術論文賞、等受賞。
【パネラ】 古田 貴之 氏 (千葉工大)
略歴 千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo) 所長,博士(工学).
1994年 青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士前期課程修了.
1996年同博士後期課程中途退学,
青山学院大学理工学部機械工学科助手.
2001年 科学技術振興機構ERATO北野共生システムプロジェクト
共生系知能グループ・グループリーダー.2003年より現職
【パネラ】 安藤 慶昭 氏 (産総研)
【パネラ】 大武美保子 氏 (東大)
略歴 2003年 東京大学大学院工学系研究科機械情報工学専攻博士課程修了,博士(工学),
21世紀COE「情報科学技術戦略コア」,
学術統合化プロジェクト(ヒト)を経て,
2006年東京大学人工物工学研究センター助教授,2007年准教授.
ヒト脳神経系シミュレーションとサービス設計への応用研究に従事.

IEEE,SfN,情報処理学会,日本ロボット学会等の会員
【概要】
ロボティクス・メカトロニクス分野は,産業発展を支えるキーテクノロジーとして今後も持続的に機能することが期待されている.本フォーラムでは,ロボメカの未来について,新進気鋭の研究者に語ってもらい,それに基づき,その発展の方向性はどこにあるのか,そのあるべき姿は何か,そのために今必要なことは何か,などについて,参加者とともに考えてみたい.
©2007-8社団法人 日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門