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最近思うこと

鶴岡工業高等専門学校 機械工学科 4年
              鈴木 正義

 新しい物を造るということは、とても難しいことだと、最近考えさせられる。授業での設計、製図等、物としてはとても簡単に見えるのだが、自分で書いてみると、なかなか出来ない。建築物を見ても、どうして倒れないのか不思議だ。ある雑誌で、「ガウディ」の生涯を記したものを読んだ。何か、引き込まれるものがあった。建物のどこをとっても、古いように見えるが、新しい今に無いものにも見える。いったいどこから、ああいったものが見いだせるのか。「ガウディ」の学生時代、提出した課題を先生が見て、驚いたという話を聞いたことがある。又、建築で、アーチ状の天井で、レンガ積みのための木の支えをこわくて、はずせなかったといったことも聞いたことがある。私もいずれ、何かを造る立場の者として、学校を卒業するだろうが、私は、一体何を造れるだろうか。今のままでは、何か、足りないような気がする。学校でのことは、基礎だといわれるが、どうもはっきりした感覚がない。産業にたずさわる人達は、いったいどのように生きてきたのか。近頃、それを考えているのだが、何か足りない。学校においても活気、又は、それと似たものが無くなっているのでは、ないだろうか。ニュース等を見たり聞いたりしても、なんとも中身がないものだったりする。しかし、それだけ考えていると、気が違いそうなので、自分の中で、何かを見つけるまで、自分のやりたいことだけをはっきり決め、充実したこの年代を過ごしたい。その中で、早く自分のものを見つけていきたい。


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