目次へ戻る   前のページ   次のページ


前川研 will make it !

東北大学 大学院
  片桐 和宏

 8月に開かれました、東北学生会の懇談会に参加させていただきました。行く前に考えていましたかたいイメージとは、全然違っていまして、とても楽しい時間を過ごすことができました。また、山形大学の先生方には大変お世話になり、本当にありがとうございました。
 この原稿依頼にあたりまして、”学内で、いま話題になっていること”というテーマをいただきましたが、ここでは、私たちの研究室(前川教授研究室)のことについて、紹介させて頂きます。
 前川研には、年間を通じていろいろな儀式が執り行われています。春は西公園の桜の下でのお花見の儀。夏には海へ研修の儀。秋は、広瀬川の清流の音を聞きながらの芋煮の儀。冬は年忘れの儀があります。また、それぞれの儀式の合間には、ホットプレートを使った、室内での焼肉の儀があります。そうして、ここに一つの取り決めがあります。花見の儀や、芋煮の儀におきましては、4年生が、場所取りに行くわけですが、朝早くから出かけて、女性グループの隣の場所、つまり、最初に場所をキープしておき、女性のグループらしき人たちが来たときには、大きなシートをもって、大胆にもその隣に移動するという暗黙の了解があります。これは、皆様にも理解していただける工学部の学生ならではの伝統です。また、今年の夏の焼肉の儀においては、グルメブームも手伝ってかホットプレートを使わずに、網を使って本格的に炭焼にしようという案になり、試みることになりました。ところがここで、一つ問題が起こりました。バーベキューセットが安いものでも5千円以上するのです。人数からいっても少なくとも2台は必要です。しかしながら、この問題は難なく解決されました。千円の安いセットを買い、改良に改良を重ね、7〜8千円のセットと同程度のものを作ることができました。さすがは機械工学専攻です。このような儀式を重ねて、私たちは、3月の卒業の儀に望むわけです。この中から、最先端の技術が生まれてくるわけです。

追記

 私たち前川研究室は、あくまでも研究の合間にこのようなことをやっておりますので、誤解のないようにお願いします。


目次へ戻る   前のページ   次のページ