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 留学生からみた鶴岡高専

 鶴岡工業高等専門学校
 機械工学科4年A組
 ジャマル・モハマド・バヌリ

 私が鶴岡高専に入学して、もう一年半がたち、学校や寮の生活にもすっかり慣れて、毎日楽しい生活を過ごしています。私達が入学した時、本校で留学生を受け入れるのは初めてのことでした。本校には、機械工学科、電気工学科、工業化学科、制御情報工学科の4学科があります。私は機械工学科の学生として受け入れられることに決定しました。
 さて、それでは我が鶴岡高専について紹介しましょう。鶴岡は鶴岡公園を中心にした静かで落ちついた街並みで、周りには田圃もいっぱいあり、空気もきれいで、また、月山や鳥海山もよく見えて、とても景色がいい所だと思います。特に雪が残っている山々が印象的です。また、学校も高台に建っていて見晴らしもよく、自然に囲まれたいい環境の中、勉強には最適だと思います。私にとってこの街は第二の故郷として好きになってしまいました。
 ところで、日本全国の高専だけではなく、大学でも勉強している留学生(特にマレーシア人)を見かけた人は多いと思います。私達が日本に留学する目的を話したいと思います。日本は工業技術の分野で大変進んでいて、優れていることは、我国でもよく知られています。また、マレーシアには日本の企業のつくった工場が多く進出しています。私達はこの日本の優秀な工業技術を習得して、身につけ、これをマレーシアに持って帰りたいと思っています。その為に日本に留学しています。私達は我国を将来、日本のような工業技術の進んだ豊かな国にして、世界のトップクラスの工業技術国と並ぶことに貢献したいと思っています。
 最後に、3年間の留学期間の半分を終え、これから各実験や卒業研究といった大切な勉強を控え、なお一層がんぱっていきたいと思います。


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