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人間の考慮

山形大学工学部
機械システム研究工学科
アブ ハニバー ナウィ

 今年は様々な出来事がありました。パレスチナ−イスラエル問題もやっと決着つけるところで、つい最近ではロシアでの激しい情勢がおこったところであります。
 ところで、異常気象での問題が世界中に広がる模様でありながら、日本も冷夏のせいでいろいろな問題が起こったそうであります。更に、人間の発達し続けている技術にもかかわらず自然の反発的な現象には手と足がでない状態であることをテレビや新聞などで発見することができる。夏に起こった奥尻島の大地震とアメリカでの高温と大洪水がいち例として挙げられるであろう。それらのことがあって、我々等はどのようことをしなければならないか考えるべきであろう。
 今まで、我々は大学に入学して様々な勉学を学び、そしていろいろな研究に取り込みられて良い生活を送って行こうとしました。さらに、会社などにもいろいろな研究や開発などを活発にやっていた。そこで、検討しなければならないことはいくつかあると思う。
(T)。今までの研究や開発はいずれも人間の良い生活(わがままの面が多い)の為に働かる傾向があった。今の世の中はこの傾向がもう似合わないと人間が考え始めております。平成時代になってから、日本を含めて全世界の大学、会社の学者達は平和と自然にふさわしい技術に力を入れようとしている。ただ、この目的は発達しているのか現在の課題であろう。
(U)。現在の世の中では金に対する意識があまりく強いであり、人間は理性を忘れて金の目的として生きようとしている。ここでは我々の分野を含めて’金さえ’という生き方に対する問題があるんではないかと思う。
 それらのことを頭に於いたうえでこれからの研究や開発をやるべきであろう。今までインバラスな関係であった技術と人間の環境、心理などに直す一歩と考えてもらいたい。


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