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ひとりごとのようなもの

八戸工業大学工学部
エネルギー工学科4年
    山口 さおり

 八戸での生活も、あと半年を切ってしまった。八戸にいた3年半、今改めて考え直してみると「何をしていたのだろう。」と思うこともあるが、過去のことをいっても仕方がない。(←私の辞書に「反省」という言葉はないことに、この原稿を書いていて気が付いた。)
予定では来春から秋田で生活することになるのだが、秋田での新しい生活を楽しみにしながら残り少ない八戸での生活を楽しもうと思っている。(あいかわらず、反省しないだろうが。)
 それにしても、一学科で学生が150人弱いる中、女子学生が3人しかいない学生生活は、一般的に考えてみると非常に奇妙なものだったに違いないだろうが、私自身、決して居心地は悪いものではなかったように思える。それは、私自身も周りの人達も、私が「女子学生」であるということをあまり意識しなかったことにあるのではないかと考えている。
 そのおかげ(?!)で、いろいろな人と、知り合いになれたのではないかと思う。また、この3年半で知り合った人達は、高校までで知り合った人達とは、ひと味もふた味も違った人達(変わった人達?!)であることは、確かである。そして私自身も、十分に変わった人である。変わった人でなければ、ここの一種特殊な環境になじめなかったと思う。(決して、誤解しないでください。女子が少ない機械系の女子学生全員が、変わった人と言っているわけでもなく、また私が所属しているエネルギー工学科の人で、まともな人がいないと言っているわけでもないのです。この場合「類は友を呼ぶ」ということです。)
 また、気をつかってくれている(女性として?!)のかどうか知らないが、「大学卒業したら22歳だよ。大学院2年行って24歳だよ。どうするの?」と、言われて困惑したこともあった。どうもまだ私の頭の中では、「働く女性」イコール肩にカが入りすぎていて「男になんて負けないわ。」と意気込んでいて、見ている方までもが肩に力を入れてしまうような人というイメージがあるのですが。
 私の場合、私なりの考えがあり、他人にもそれぞれ考えがあり、そのようなことで、もめてしまったとき、自然に肩に力が入ってしまったこともあったが、今では、今までの環境、これからも続くであろう今までと同じような環境、そして私自身の変化で、そんなに肩に力を入れずに生活していける私なりの自信を、この八戸での学生生活で得られたような気がしているのだが。(本当あところは、どうなのだろう。)


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