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東北学生会研修会

一関工業高等専門学校
機械工学科5年 大久保英俊

 今年の東北学生会研修会は一関高専が主管で8月21日〜22日に行われました。参加者は6人でした。一関駅前広場に集合した私達はジャンボタクシーを利用して東京ワイヤー花泉工場を見学しに行きました。東京ワイヤー製作所の工場は岩手県内に二つあり、花泉工場は昨年6月に完成した新しい工場でした。この工場では県内にあるもう一つの工場で穴あけされた製品に2〜4μの厚さでニッケルメッキをする工場でした。
 工程はまず浸漬脱脂、電解脱脂そして酸洗と順々に行いその後ニッケルメッキをします。ニッケルメッキが終わると水洗いそして乾燥をし、巻き取って終了です。特徴として統一したライン設計によリ晶質の安定化を図り、コスト対応力を強化し、集中制御方式とコンピュータを用いた作業管理によリ点の管理から面の管理による品質の保証を図るとのことでした。また、この工場には野球部の先輩だった人が2人働いており、真面目な働きぶりに感心させられました。
 工場の見学も終わリ私達は宿舎の平泉荘へ向かいました。平泉は中尊寺や金色堂などがあり歴史のある町です。その平泉の山の奥にある平泉荘へ着いて部屋に荷物を置いてすぐにお風呂へ行きました。お風呂はガラス張りになっていて外の景色が見えるようになっていましたがあいにく霧がかかっていてせっかくの自然観察をすることは出来ませんでした。
 そして一番の楽しみの懇談会です。皆で軽く自己紹介をしたあとおいしい料理とビールとカラオケで和気藹々と楽しみました。しかしカラオケは10年くらい前のものばかりで我々若者は少々困りました。しかし勢いで演歌を唄いました。その夜は気持ちよく眠りました。
 2日目は宿舎のマイクロバスで一関駅に送られ、駅前で10時ころ解散となりました。秋田大学の澤田さんはすぐ電車があったのでよかったのですが日本大学の高木さんは1時間以上も時間があると言うので一緒に髪を切りに行きました。
 他の大学の人と酒を飲んだリ、髪を切ったり良い思い出となりました。


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