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専攻科生活について

秋田工業高等専門学校
専攻科 生産システム専攻1年  鎌田 保

 本科の機械工学科から専攻科の生産システム工学科へ進学して、はや半年が過ぎようとしている。そこで、この半年間の生活を通して感じた専攻科の利点と欠点をまとめてみようと思う。
 まず、利点の一つ目として挙げられる事は研究の内容についてである。本科で行った卒業研究をさらに発展させ、より高度な研究をすることができるし、自分の好みに応じて新たに他の専門分野についても研究をすることができる。要するに研究に関して幅広い選択が出来るのである。二つ目は、講義内容についてである。本科の復習を行った後に、より専門的な事について講義をしてくれるので、我々学生にとってはかなり取り組み易くなっている。又、電気関係の講義もあるので、機械系技術者を目指す身としては非常にありがたい。三つ目は、自動車で通学出来る事である。ただし、自分で駐車場を借りるという条件付きである。
 次に同じように欠点を挙げてみる。一つ目は研究の時間についてである。特に後期になると研究の時間が多くなるので、研究意欲のある者にとってはありがたいが、逆にない者にとっては無駄な時間を過ごしてしまう事になる。二つ目は、放送大学の講義についてである。ほとんどの講義は、何の説明もなしにただ放送大学用のビデオを見て終わりなので、講義に出席する気が失せてしまう。三つ目は、決められた教室が無いということである。講義までに時間が余っても居場所が無いので時間を持て余してしまう。
 以上のように自分ではまとめてみたが、必ずしも専攻科の人間がこう思っているとは限らないので注意してもらいたい。
 最後に、専攻科に入ってから約半年間で自分にとって一番大変だった出来事である、秋田で八月に行われた地方講演会に参加しての感想を述べようと思う。まず最初に思った事は、なんで自分が講演会で論文発表しなけれぱいけないんだ、という事だった。なぜなら専攻科の一年で発表するのは自分だけだったからだ。しかし、研究の指導教官である先生から言われた事を断れるはずもなく、結局は発表するはめになってしまった。それからは多忙な日々が始まった。講演集の原稿を書き、発表のためのOHPを作り、夏休みも学校に来て発表の練習をし、質問にも答えれるようにいろいろな事を調べたりした。そのかいあってか自分では満足のゆく発表ができたと思っている。この経験を励みにして、新たな研究に挑戦していこうと思う。


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