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東北大学大学院 工学研究科
航空宇宙工学専攻
博士課程前期1年 菅原 香織

 この頃なんだか、とても寒くなってきました。昨日のニュースによると、札幌では初雪が降ったとか。もう冬!?(とは言っても、工学部付近の紅葉もまだなのですが…。)こんなにも、時間が早く経ってしまうことが、なんだか信じられないような気がします。
 私は、4年間を秋田大学で過ごし、この春、東北大学の大学院に入学しました。もう、ここ仙台での生活がスタートしてから、はや半年以上が経過したわけですが、ここでの生活に慣れることに必死で、この半年間はあっという間だったような気がします。
 仙台に来たばかりの頃、正確には進学が決まってからかもしれませんが、期待というよりはむしろ、不安の方が大きかったように思います。しかし研究室に入りみなさんと接することにより、その不安はかなり解消されました。そんな福永研究室について、少し紹介してみたいと思います。
 まず、メンバーですが、教授・助手・院生7名・学部生8名で構成されています。かなりすてきで、楽しい方達ばかりです。また、研究についてですが当研究室では、主に最適設計の観点から、宇宙航空機および宇宙構造物の構造設計について研究を行っています。具体的には、複合材料を用いた宇宙航空機の最適構造設計、宇宙アンテナ等の変形・形状制御、そして宇宙構造物の健全性を実時間でモニターするヘルスモニタリングに関する研究などが行われています。興味のある方、詳しくは福永研究室のホームページをご覧下さい。
 (http://www.ss1.mech.tohoku.ac.jp)
 正直、新しい環境に対しかなりの不安を持っていたにもかかわらず、こうして毎日過ごしていけるのも、研究室の皆さんによるところが大きいのではないでしょうか。そんな福永研究室で、これから一緒に研究していけることをうれしく思います。また、これまでたくさんお世話してくださった秋田大学土岐研究室の皆さん、今の私があるのも皆さんのおかげですし、とても感謝しています。
 よく考えてみると、不安になりやすい私は、いつも新しい環境になる度に、不安でどうしたら良いか分からなくなるようなことが、多かったような気がします。大学に入るとき、研究室に配属になるとき、そして仙台に来るとき、その他いろいろな場面で…。でも、その度に周囲の方々に恵まれ、皆さんと助け合いそして共に楽しんで、ここまで来れたのだと思います。それを、仙台に来てから改めて考えることができ、そして実感することができました。
 というわけで、良い方々に恵まれた幸せをかみしめつつ、そして紅葉がきれいだということですので、それも楽しみにしつつ、これからも自分の研究に励んでいきたいと思います。


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