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全国学生研修会に参加して

鶴岡工業高等専門学校   機械工学科  5年
             松浦良則

 8月2、3、4日と実施された研修会は、高専から3名、他は大学や大学院といった年上の人達ぱかりであった。初日の夕食時に、皆、自己紹介をした。皆、何々を専攻していますと紹介していく中で、高専出身の3名だけは、他の人と違う自己紹介をした。というか、せざるをえなかった。
 そのうちの一人は私、もう一人は同校同科の石黒君、もう一人は八戸高専の竹谷君である。三人とも進学が決定していて、しかも同じ豊橋の技科大と偶然が重なった。石黒君とは科が違っているが、竹谷君とは科も同じで、彼に限りない共感を覚えた。彼とは、来年度以降、長い付き合いになりそうだ。
 工場見学は、ミクロン精密とニッカウイスキーに行った。ミクロン精密ではセンターレス研削の説明と機械の見学が主であった。今、機械工作法2のほうで勉強しているところなので、授業での理解がはやかった。ニッカウイスキーは、ウイスキーができるまでの工程を見学し、実際にウイスキーを試飲した。下はその写真である。その後、宿舎に戻り、部屋の先輩方から大学や大学院の話を聞いた。その先輩方の話によると、高専出身者は、大学や大学院内で、かなり優秀で専門的知識が高卒の大学生とは、まるで違うと、言っていた。その話を聞いて、自分達にそこまでの専門的知識があるのかと自問自答してしまった。鶴岡高専の学生は、結構いいかげんで、テスト前の一夜漬けの勉強で何とかしようとしている人が多い。
 大学に入ってから苦労しないように、もう一度、基礎の基礎、「どうしてこのような式になるのか」という根本の部分を見直したいと思う。
    以上、文才のない文章で本当にすみません。


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