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貴方はどう?機械科?

八戸工業大学工学部機械工学科4年
大前 淳之
 皆様、どうも初めまして。
 これから私の2人の友人に登場していただき話を進めていきたいと思っております。
 まず一人目の友人をA、2人目の友人をBと例えて書かせていただきます。
 皆様は多分何故このような変わった題名について何が言いたいのか疑問に思われてお読みになられた方はかりだと私は悟っております。まあ、長々とした挨拶文はこれ位にしておき本題に入ります。
 理由はAとBの会話を聞いたところから始まりました。AがBに「何故機械に興味を持っていないのに機械を学びにわざわざ大学に来ている人が居るのだろう?そう言えばBもあまり機械に興味が無いのに来ているって前に言っていたよな?」と言う内容でした。
 私が聞いたところAは機械で様様な作業などを行う事に感動を覚え高等学校と大学で7年間機械一筋で学んでいるそうです。一方、Bは普通高等学校の出身で理系を専攻しており、自分のレベルに合った大学に入学し今日に至るというところです。この2人の機械に対する興味は天と地位の差があると私は見たり聞いたりして思っています。
 そして2人の会話はまだ続きがありまして
 A 「君は機械科ってどう思う?」
 B 「どう思うって難しい質問だと思うけど一昔なら格好良いエンジニアに見えた時もあったから機械科で勉強して、エンジニアになればちょっと英雄気取り出来たかもしれないけど、今は時代が変わりつつあって汗水垂らして油まみれになって働いても認めてくれる人が減ってきているし、何しろカッコ悪いからな。」
 A 「見た目はどうあれ、キチンとやれぱ製品が完成したときは良い気持ちになるぞ。」
 B 「完成したときにはもっとより良い製品を誰かが作っていて、だれもが自分の製品を無視をしたら悲しいだろう。時代の移り変わりは速いんだよ。」
 その後私たちは沈黙をしてしまった。
 私は双方の意見がどちらかが正しく、そしてどちらがが間違っているとは言えない立場にあるけど、私自身はAのように機械に対し情熱的になりたいと思っているものの…。
 皆様はどうでしょうか?多分機械学会に入っておられるということは産業技術などに興味があり、最新情報などを知りたくてウズウズしているのでしょう。
 私はBの意見を聞いてマイナス思考では何事もうまく行かないのではと思いました。
 皆様お疲れでした。


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