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コンパス2000年度版に寄せて

平成13年3月
学生会担当幹事  佐々木 世治 (一関高専)


 コンパス2000年度版(12号)は委員長校東北学院大学さんのご尽力でCD-ROMの電子コンパスと伺っております。昨今の通信技術の進歩に驚かされておると同時にその便利さの恩恵になんとかあずかろうと四苦八苦しておる私には「コンパス」もかくのようなったかと驚くと同時に委員長校の小野先生をはじめ若いスタッフの皆様に敬意を表します。

 振り返りますと1989年(平成元年)に秋田高専さんが委員長校の時、「ComPass]が創刊されました。 Com は「相手に意志を伝える」意味の Communicate より採用し、Passは「言葉など交わされる」の意味を持ち、この二者を組み合わしたと「機械工学100年の歩み」に記載されております。

 これまでは手紙や電話で原稿のお願い、そして製本する。ここまでの労力はCD-ROM化でも大変と思いますが、発送の労力に大変な差が出ていると思います。そして、郵送料も高いなものだったと記憶しております。CD-ROM 化により膨大な情報量が1枚のデイスクになることのメリットは大変なものと思います。しかし、目的意識的に追求しなければ情報が目に入らなくなってきている時代に変わりつつあります。偶然、手にとって見るとか、偶然目に触れる可能性が少なくなってきております(卒業研究発表会プログラムもこれからはホームページに載るのみ?)。しかし、皆様のお知恵で良き便利な方法に改善されて行くと信じております。

 最後に委員長校の東北学院大学、小池和雄先生、小野憲文先生そして学生の皆様ご苦労さまでした。


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