盛岡の四季

岩手大学大学院　工学研究科博士前期課程一年

岩手大学機械学会学生会会長 佐々木　智教

　我が機械工学科は、研究室から岩手山が見えるんです(ただし、北側にある研究室だけ･･･)．岩手山が見せる四季折々の表情は、僕たち学生の心を掴んで放しません．だから朝、大学に来る時、学生は岩手山に挨拶するんですよ．また近くには「桜の名所100選」にも選ばれるほどの高松の池があり、春にはお花見したり、酔った勢いで飛び込んでみたり･･･秋には紅葉の木々を見ながら、冬には飛来した白鳥にパンの耳などをあげる親子連れなどが散歩をしています．ちなみに僕は、春から秋にかけて貸しボートのアルバイトをしています．ゴールデンウィーク時になると、花見客で賑わい、白鳥型足漕ぎボートの待ち時間はディズニーランドのちょっとしたアトラクション並！凄いんです！

　そんな高松の池(外周：約1.7キロ)では、毎年７月、機械学会学生会主催の「高松の池駅伝」が開催されます．基本的には4人1チームで1人1周の合計タイムで競います．今年の参加者はなんと36チーム、171人！研究室単位で参加したり、参加理由は様々で、そんなこんなでこの人数になるんです．12月には「バスケット大会」も開催されます．これらの企画はもちろん僕ら学生会の役員が立てます．役員はM1で構成されており、立案、準備etcを分担しています．

　冬といえば、やはりスキーにスノボー、そしてソリ!岩手県は全国的にも有名な安比、八幡平などのスキー場が数多く有り、盛岡からなら1~2時間で着きます．岩手大学の学生は北東北出身の学生が多いためか、小さいころからスキーなどをやっている人が多いのでウィンタースポーツは結構盛んです．僕自身も青森県(十和田市)出身でして、スキーやってます．腕前はというと･･･スノボーも一回やったこと有るけど、もうやりません．「お尻が痛い!」ということで、スノボー歴10分．僕はやはりスキー派．スキーなどにバイト代をつぎ込む学生も少なくありません．

　盛岡はいいところですよ．食べ物は美味しいし、やはり冷麺、じゃじゃ麺！(わんこそばは食べたことが無い)冬はかなり風が冷たいが、その分楽しみも沢山 高松の池駅伝の風景 ? 教室から見える岩手山 ?有りますから．皆さん一度いらしてみて下さい．

教室から見える岩手山　　　　　　　　　　　　　　高松の池駅伝の風景