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類 は 友 を 呼 ぶ

秋田大学工学資源学研究科

博士前期課程1年 佐竹 浩司

 「似かよった傾向を持つ者は、自然に寄り集まる。」ってことなんですが、みなさん心当たりありませんか?

 最近、この話を聞いたのですが、私は思うところが多々ありです。学校、バイト、友達といった至る所で。学校なんて特に似た者同士の集まる所だと思いますね。私には学科ごとに人をグループ分けしているんじゃないのか、って風に見えるときもあります。学校の中でも研究室なんてホント面白い。どの研究室を見ても似たものの集合場所じゃないかって。年齢や出身地が違ってもやっぱり、って人達が集まっている。おまけに先生もその中に加わっている。まぁ、そう考えるよりも先生の所に似かよった人達が集まっているのかとも考えられますね。

 友人関係でも同じことが言えるなぁ、と。そもそも友達なんていうのは、同じ趣味や考えを共感できる人同士のことなので似たものが集まって当然のこと。そうでなきゃ、友達だなんて言えないんじゃないかな。友達の中にも悪友ってのもいますが、自分が悪いことを考えるからそういう人が集まってしまうのかとも思います。

 ところで、みなさんの周りにはちょっと変わった人っていますか。簡単に言っちゃえば変人です。私なんて自他ともに認める変人なんで、やっぱり周りの人達とはずれちゃってます。とはいえ、やっぱり変人同士も必ずどこかで集まってしまいます。私の仲の良い友達なんてみんな変人ですから。

 私はどんな人も固有周波数を持っていて、常にそれを発しているんじゃないか、って考えています。「類は友を呼ぶ。」ってのはつまり、周波数の一致する人が自然と集まってしまうだけのこと、って思っています。今、私の一番の楽しみは人との出会いです。毎日の新しい出会いの中に自分と同じ波長を持つ人がいないかなぁ、とアンテナをいっぱいに広げています。まぁ、私のような変人と合う人なんてなかなかいませんけど。みなさんも同じ波長の人との出会いを楽しみの一つにしてみてはどうでしょうか。



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