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研究室紹介

八戸工業大学大学院

機械システム工学専攻 博士前期課程1年   安田 明史

 私の所属している流体研究室では、「高速液流の制御と応用」をメインテーマに院生1名、と4年生7名で研究を行っています。

 高速化に伴って発生するキャビテーションという現象は液体機械にとって致命的なダメージをもたらします。キャビテーションに関する様々な問題についてはその流れの詳細なメカニズムについて未だ十分な知見が得られておらず、配管内の突起物がキャビテーションによって破壊され事故につながる例や、H2ロケットの打ち上げ失敗事故などにつながったことから基本的重要課題とされています。

 このほか、視覚情報環境を伝え認識させることを目的とした視覚支援装置の開発や、マークシート採点に用いられる「教育用ソフト」のより一層の使いやすさを目指した改良・開発、魚などを傷つけないで搬送する高速液流によるジェットポンプの開発などの研究も行っています。



  
図1 キャビテーション流れの実験装置
図2 高速液流中の流れ模様とベクトル図

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