目次へ戻る   

大学に進学して

秋田県立大学システム科学技術学部

機械知能システム学科  中川 真衣

 世間一般として機械科には女子の比率は少ないと思うのですが、秋田県立大学もその例にもれず、機械知能システム学科の女子の比率は少ないです。開学してまだ5年ということもあるのでしょうか?それとも、『機械』ということで嫌われているのでしょうか?きっと、いろいろな理由があるのだと思います。

 ここに書くことは、私が機械に進んで思ったことです。

 まず大学に入って、女の子が何人いるかが私の気になるところでした。私の学年は、女子が3人・・・とりあえず、ほっと一安心。男子の中に1人って精神的につらいですから。

 始めは機械についての基礎的なことから勉強していったのですが、全然わからないから楽しくなくて・・・無理かな、と思っていました。3、4ヶ月くらいすると、やってみたいことがぼんやりとでも見えてきて、自然と頑張ろうって気持ちになれました。そのときに、機械材料に興味をもって、材料の分野をやってみたいなと思い、今は磁性材料の研究をしています。

 私のイメージしていた機械科は、機械で作業したり、機械を修理したりと油まみれになって体力的にきついもの、という感じでした。けれども、講義を受けてみて、材料や制御など様々な分野のことをしていて、以前もっていたイメージとはだいぶ違うのだな、と思いました。

目次へ戻る