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日本機械学会の将来について思うこと

日本大学工学部工学研究科 機械工学専攻 修士1年 木村 亨

 今回、私は日本機械学会全国学生研修会に参加して、様々な経験をした。様々な地区の学生と話し合い、それぞれの学校の話を聞いてとても有意義な時間を過ごした。今回の研修会で特に印象に残っているのは、機械学会の今後の発展について討論したことである。

 日本機械学会では、加入する学生が少なくなっている傾向にあり、現状で年々7〜8%少なくなっている。その要因となる事象が2つ予想される。

 その1つが機械学会の知名度である。4年次生になると、研究室での加入や教授の勧誘、学生会の卒業研究発表会、大学院の進学などで加入するものが多い。しかし、機械学会は4年次生になるまで耳にすることはほとんどない。よって、大学入学時から機械学会の存在を学生に知ってもらうように、教授や学生会員加入者が新入生に対して説明会を行うことが重要である。

 もう1つは利点の少なさである。機械学会の加入のメリットに参考書、レンタカーの割引等がある。しかし、参考書は割引が少なく、需要も多くない。さらに、本校において学生の約4割は車を所有しているように、大学生が車を利用していることは珍しくない。そのため、レンタカーを利用する機会は少ない。すなわち、レンタカー割引は時代のニーズに対応していないのが現状である。このことからみて、今後の機械学会の発展を考えると、学生会員の増強には利点の増加は必要不可欠である。今回の討論で持ち上がった案は企業見学の斡旋である。また、スポーツイベントなどを増やしたり、親睦会を増やしたりするとよい。しかし、企業見学は機械学会全体より、各支部単位あるいは会員校単位で行うしかない。親睦会も同様である。

今後の機械学会の発展のために、これらのことを考え、実行していくことが重要である。今後も機械学会全国会、各支部会や会員校自体で検討をし、機械学会を活性化すべきであると思う。

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