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ラクロスの魅力

東北大学工学部機械知能工学科4年 鈴木 雄三



 男子ラクロスの魅力、それはスピードと激しさにあります。地上最速の球技(the fastest sports on foot)と呼ばれ、クロス(スティック)によって放たれるシュートは時には150kmを越え、また、激しいボディコンタクトやクロスによるチェックはラクロスにおける大きな見所の一つでもあります。

 僕はこの新しいスポーツの魅力に取り付かれ、大学生活のほとんどをこのスポーツに費やしてきました。東北大学ラクロス部の今年の目標、それは「日本一になる!」ということでした(具体的には全国の学生チームやクラブチームのトップを決める全日本選手権大会で優勝すること)。この目標を達成するために練習は朝練を普通の大学生では考えられない六時半から授業の始まる時間まで(授業のない人はお昼までグランドにいるときも)を週三日、土曜日の午後練習を二時くらいから暗くなるまで行い、関東や関西への大会参加や練習試合、合宿などを数多く行いました。

大会の結果は東北リーグ優勝、全日本選手権学生四地区予選優勝、これにより全日本選手権大会への出場権を獲得したものの、その一回戦、関東学生一位でおそらく全国学生No1と思われる慶応大学に敗れてしまいました。参考までに言うと、慶応大学は決勝までコマを進め、クラブチームNo1のDesafioに惜しくも敗れてしまいました。


 この四年間を通し、ここまで自分を頑張らせたもの、それはこのスポーツの持つ魅力だけではなく、チームの雰囲気やこのメンバーで目標を共にしているという一体感にあったと思います。そして学生引退が決まった今、さまざまな気持ちが錯綜する中、四年間このチームに所属し、人と関わることが出来たことを本当に良かったと思っています。そして、これからもラクロスをし続けて行くでしょう。

 短い紹介文でしたが、これをきっかけにラクロスに興味を持って頂けたら幸いです。

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