東北学院大学工学部機械工学科　4年　後藤　正義

 　わたしの卒業研究は、高所(塔など)から風によって落下する雪塊の軌跡をシミュレートするアプリケーションです。これは、SVG＋JavaScriptの技術を用いてアニメーションさせています。

 　ここで、SVGについて簡単にご説明しますと、拡大縮小を行っても画像が崩れることが無いベクラーグラフィックでありアニメーションも可能、Flashに匹敵する技術だと思っております。今後のWebグラフィックの基幹技術となるかもしれません。個人的に、早く広まってもらいたい一押しの技術です。Webデザイナーのみなさん！いかがですか？

 　さて、この雪塊の落下シミュレータ・・・プログラム名"SnowBall"についてお話をさせていただきます。このプログラムは雪塊の質量や落下させる塔の高さ、空気の抗力などを任意に入力することができ、自分の好みのシミュレーション条件で落下の軌跡を表示することができます。
 　また、落下における雪塊に掛かる空気の抗力やX軸方向、Y軸方向の速度や力も表示することができ、その数値も見ることができます。

 　「この高さから風速これくらいで、この重さの物体を落としたら、どのくらい風によって流されるのかなぁ」と言う疑問がありましたら、どうぞ我がシミュレーターをご使用下さい。
疑問が解決されることと思います。


 　プログラムはインターネットで実行することができます。
 　よろしければ、実行してみてください。
 　以下のアドレスにあります。

http://www.mech.tohoku-gakuin.ac.jp/nken/research/svg2004/snowball/snowball.html




 　ただし、SVGの表示にはAdobe社のSVGViewerをインストール必要があります。
 　お手数ですが、こちらからインストールをお願いいたします。
 　http://www.adobe.co.jp/svg/viewer/install/