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「学生生活を振り返って」

宮城工業高等専門学校 生産システム工学専攻2年  齋藤 翔太


  私が学生時代に最も力を入れてきたことは,本科5年を通して「学生会執行部」に在籍し,学生の部活動や学校行事の運営を影から支えたことです.
  私は渉外局で活動していたことから,何事においてもまずはしっかりと事前に準備を進め,様々な作業を順序良く整理して行く力をつけることができたと思います.また,「多様な交友関係」というものも得ることが出来たと考えています.元々,本科5年間を通して共に機械工学を学んだ仲間達のほかにも,様々な専門分野の技術を学ぶ友達が増え,さらに現在の専攻課程に進学してからは,これまで以上に多彩な専門的な学問を共に学んでいく友人も増えました.加えて執行部の活動柄,学年の垣根を越えるだけではなく,部活動や委員会の垣根を越えた多くの人々と意見交換できる機会が増えた事も幸いし,たくさんに人たちと交流することができたと感じています.この交友関係は自分にとって一生の財産であるとともに,教職員を始めとした学外の方々と話し合いの場を設ける機会が多く,社会人として立場から厳しい一言を頂くこともあり,意見交換の大切さなどを実感し,人間的にも成長できる良い機会であったと感じています.
  7年間という高専生活から,目標に向かって日々努力を重ねて行く過程の中に本当の楽しさや喜びを感じることができるようになったと思います.この先,社会人として活動するようになれば,様々な部分で多くの人々との交流,意見交換の場が多くなり,なかなか今までどおりには行かないとは思いますが,学生生活で得た経験を生かしてさらに自己啓発に取り組みたいと考えています.



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