目次へ戻る   

一生懸命

岩手大

工学研究科 機械工学専攻 修士1年  三ヶ森 誠

  私は,現在まで幼いころよりバレーボールを続けてきました.大学でもバレー部に所属し,現在では社会人のチームに所属しており,学業の合間を縫って,日々,練習やトレーニングに励んでいます.このチームの目標は「明るく 元気に 一生懸命」です.この目標はバレーボールに限ったことではありません.仕事や勉強などのバレーボール以外の部分でもという意味です.自分のやりたいことなら一生懸命できる,それは誰でも当たり前のことです.やりたいことを全力でできるようにやるべきことも一生懸命行うことが大切なのです.
  特に,研究という分野ではこのことが最も顕著に現れると私は考えます.一生懸命研究しても満足のいく結果が得られるとは限りません.しかし,納得のいく結果が得られるまで続けた研究は,現実的,かつ実用的ないい研究となり,多くの人たちの役に立つでしょう.このように,結果を見れば,そこに至るプロセスに費やした時間やその人の苦労が分かります.
  私の場合は,この何事に対しても一生懸命取り組むことを旨に,研究はもちろん,バレーボールに励んだ結果,バレーボールでは全国大会ベスト8,研究では,昨年大阪で行われた年次大会において,発表の良し悪しは別として,無事に発表を終えることができました.
  皆さんも何かをやる前から無理だと決め付けるのではなく,まずは一生懸命努力してみればもしかしたら道は開けるかもしれません.たとえいい結果が得られなかったとしても,一生懸命やったという事実は必ず自分のプラスになるはずです.苦難を共にした仲間や経験は,この先の人生においても大切なものになるでしょう.

目次へ戻る