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自分の管理

弘前大学

理工学研究科 知能機械システム工学科 2年 藤田 祐貴

  小さいころから野球が好きで、小学校から野球部に所属していた私は当然のよう大学入学と同時に野球部に所属しました。「研究」というものが生活に入ってきたのは学部3年生の研究室見学のあたりからでした。そこまでの大学生活は授業と部活、そこからは研究と部活になりました。今までは部活に一所懸命、勉強はその次。しかし、4年生になり研究室に所属してみると、今までと同じではいけないと徐々に実感していきました。しかし私には研究だけして他は何もしないといった生活は苦痛になると思い、4年生になってからも部活は続けていました。
  研究室での生活は今まで以上に自分で自分のことを管理する必要があり、部活に行きたいからといって研究を中途半端にしてはいけないという場面も多々ありました。最初は苦労しましたが、どこまで進んでから部活に行くとかこの続きは部活が終わったらやろうといったように自分の生活の管理ができるようになっていきました。今では自分の予定を効率良く組み立てることが喜びとなっています。私は部活をしながら研究をしたおかげだと思っています。
  研究室に所属し、黙々と研究することもとても素晴らしいことだと思います。しかし私は「学生」である以上、自分の好きなことを続けることが人生において大きな財産になると思います。もちろん、与えられたことはしっかりやらなければなりません。自分の好きなもの、そして自分に課せられた課題を通して自分を磨くことを常に忘れないようにこれからもがんばろうと思います。

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