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鶴岡高専での高専生活を振り返って

鶴岡工業高等専門学校

機械電気システム工学専攻 1年 秋葉 智康

  私は専攻科生なので高専生活がもう1年残っていますが、これまでの高専生活を振り返り感じたことについて述べたいと思います。
  まず始めに高専5年間で1番辛かった製図という授業について述べたいと思います。この授業は本当にきつかったです。私は高専の本科生のときは機械工学科だったので1年生から5年生までずっと製図の授業がありました。そのなかでも4年生の時の製図はまさに地獄でした。毎日授業が終わったら製図室で製図をして、土日も朝から夕方まで製図をするなかで、「これは社会人よりもきついのではないか?」と思いもしました。しかし、その苦難も一人ではなくみんなと一緒にやることで乗り越えることができました。
  次に高専の代名詞とも言える寮生活についてです。私は1年から4年までの4年間寮に入りました。入ったばかりの時は知らない人とこれから一緒に生活できるのかなと不安でしたが、みんないい人ばかりですぐに寮生活に慣れることができました。毎日をとても楽しく過ごすことができました。また、寮生会役員になり貴重な経験をすることができました。今では寮に入ってほんとに良かったと思っています。
  最後に部活動についてです。私は5年間野球部に所属しました。1〜3年までは甲子園を目指して頑張り、残りの2年間は高専大会で全国を目指して頑張りました。結果は甲子園予選では1回戦敗退、高専大会では東北大会3位と良い結果といえませんが、目標に向かってチーム一丸となって頑張ったことはかけがえのない財産です。それらの経験は一生忘れることはないと思います。
また、これからの人生において心の支えとなっていくだろうと思います。
  このようなことを考えていると時が過ぎるのはとても早いなと感じました。学生生活はもう1年残っていますが、残された時間を大切に使って研究、勉強を行い、たくさん遊び、後悔のない専攻科生活を送っていきたいと思います。

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