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研究室生活

東北学院大学

工学部 機械知能工学科 4年 佐藤毅一

  僕の大学では研究室配属が決まるのが11月で、メンバーとの顔合わせもこの月に行います。また本格的に活動を始めるのが3、4月付近です。僕が配属した研究室では12月に新歓という名の飲み会を開いており、これから約1年間、研究室で共に過ごしていく仲間たちと初めて酒を飲みました。全員の自己紹介を聞いてみると、わずか13人ですがいろんなタイプの人がいました。もちろん顔見知りもいますが、長時間顔をつき合わせて研究することになる人たちです。あまり険悪な雰囲気にならないように、ほぼ全員が様子見ぃ見ぃで会話をしていたと思います。僕なんかは完全にそれです。だいたい2、3人の顔見知り同士で会話をして、何人かは先輩たちと二次会に行きましたが、ほとんどの人は一次会で解散しました。
  3月に入り、少しずつ研究生としての活動が増えてきてメンバーと顔を合わせる機会が増えてきました。最初の頃はメンバーと会話することは少なかったのですが、4月5月と進むにつれて打ち解けてきて、今では趣味の話しで盛り上がったり、もちろん研究関係の話し合いもします、気がついたら全員が仲良くなっていました。よくよく考えれば小学校からクラス替え等で新しい人間関係を築く練習はしていたのでしょう。最初の顔合わせではこの人とは仲良くなれないなと思っていた人もいますが、今では研究室の仲間といろいろな意味で充実した日々を過ごしています。
  オープンキャンパスでは昔懐かしのイライラ棒をメンバーで協力して製作しました。来場者の方々にも楽しんでいただき、僕たち自身もタイムアタックと称し夢中になって誰が一番速いかを競い合いました。打ち上げの飲み会では先生や院生の方も含めて無礼講で楽しむことができました。新歓の頃とは違い全員で盛り上がり、この夜の酒はとてもうまかったです。




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