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高専生活を振り返って

鶴岡工業高等専門学校

機械工学科 5年 丹 章裕

  五年目を迎えた高専での生活も残す所あと二ヶ月ほどとなりました。高専での生活から私は非常に多くのものを得ることができました。月並みな台詞になりますが、多くの物の中でたくさんの友人を得られたことが私にとっての一番の収穫だと言えます。初めて寮に入った時は慣れない生活への不安の中で出会う、一癖も二癖もある同胞たちに気後れもしました。しかし、出身地やそれぞれの専攻も関係なく、くだらない話をして、一緒に飯を食って、風呂に入って、テスト勉強や製図に苦心して。そんな苦楽を共にする中で、生まれて初めて平成元年生まれであることにまともに感謝しました。確かに嫌なことも少なからずありましたが、自分はこの学年で高専生活を送ることができて幸せです。胸を張ってこう言えることを誇りに、来年度から社会人として頑張っていきたいと思います。社会人になることへの不安や、まだまだ遊び足りないような気持ちもありますが、友人たちや先生方、親に格好悪いところを見せなくて済むように、できるだけ早く一人前の技術者になりたいです。いや、なります。技能はともかく志だけはだれにも負けません。と言ったところで私の高専生活の締めくくりとさせていただきます。つたない文章ではありましたが、最後までご拝読いただきありがとうございました。

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