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就職活動を通して

秋田工業高等専門学校

秋田高専機械工学科5年 畠山 寛生

  今年私は就職活動がありました。私が受けたところはいすゞエンジニアリングといって、いすゞ自動車の設計部門が入っている会社で、トラックの設計とその他様々な種類の車体の設計をしている会社です。
  去年いすゞエンジニアリングでは、夏季インターンシップを実施していて、インターンシップ先を探していた私はすぐに食いつきました。というのは、私は昔から無類の車好きで、インターンシップに行くなら絶対にエンジンの分解、組立作業をさせてくれるところと決めていました。いすゞエンジニアリングでの実習内容はエンジン分解組み立て、また、3DCADを使った設計と、求めていたそのものでした。
  インターンシップでは実習内容、会社の雰囲気、インターンシップの対応をしてくれた方、すべてにおいて私にぴったりな会社だと、インターンシップが終わるころにはすっかりいすゞエンジニアリングに行こうと思うようになっていました。
  そして今年、採用試験の案内をいただきすぐに応募して、採用試験に行ってきました。約1年ぶりに行く、たった2週間しかいなかった場所でしたが、とても懐かしく、私の居場所はここだと思えるような会社で、絶対に入ってみせるという気持ちでした。面接ではずっと自分の夢だった車の設計に関わりたいという気持ちを精一杯に伝え、試験は無事終わりました。そして内定通知をいただき一発で私の就職生活は成功をおさめました。そのとき自分が何をしたいのか、何に対して熱く語ることができるのか、そういったものを持っていることは自分の将来を決める上で最も大事なことだと思いました。
  私はこれからも一生車好きで、バイク好きで、ギター好きだということが変わることは無いでしょう。いすゞエンジニアリングに入社できることもそういった私が愛しているものの中から見出せた可能性であり、その熱意も一生変わらずに向き合えるだろうと入社を心待ちにしています。

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