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部活とチューター経験

仙台高等専門学校名取キャンパス

機械工学科5年 千葉 潤輝

  私は小,中学校とサッカーを続けてきて,高専の部活でもサッカー部に所属し,5年生まで続けてきました。5年生は最上級生でもあり,引退の年でもあったので,みんなで全国高専大会優勝という目標に向かって頑張りました。結果は,東北地区高専大会5連覇を達成,全国高専大会は惜しくもベスト8となりましたが,出場機会が少なかった私としてはとても素晴らしい経験となり,引退の瞬間は今までの思い出が脳裏にフラッシュバックし,涙がこぼれてしまいました。本当に素晴らしい仲間と出会うことができて良かったです。
  仲間といえば,私が機械工学科3年の時にインドネシアからやってきた留学生も良い出会いでした。担任の先生に,留学生のチューターをやらないかと打診され,私は快く快諾しました。というのも,高専に入る以前から他の国の人と交流してみたいという願望があったからです。チューターというのは,留学生の主に学習面,生活面の指導(お世話)を行う仕事です。私は寮生活をしていたのですが,その留学生も同じ寮で暮らしていたので,専門科目のノートを貸したり,日本語で書いてある専門用語の意味を教えたり,一緒に勉強したりなどと,様々なことで交流を深めることができました。また,交流しているうちに先輩の留学生や後輩の留学生とも交流を深めることができ,とても良い刺激になりました。3年の冬には,東北地区の高専の留学生とチューターの交流会があり,他高専の留学生やチューターとも交流を図ることができました。その中でも印象に残ったことが,留学生の皆と行ったサッカーでした。留学生は基本的にサッカーが好きらしく,海外サッカーなどに詳しかったのが,驚きでした。サッカーしているときは,サッカーには国境がないスポーツだと,思ったくらい盛り上がりました。
  現在も留学生とは交流を続けていますが,この経験をこれからの人生に活かしていけたらいいなと思います。部活も含め,高専でここまでの経験が得られたことは私にとって貴重な経験でした。

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