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ガソリン自動車から電気自動車への転換(コンバート)

いわき明星大学

科学技術学部 システムデザイン工学科 4年  東海林 創

  いま,多くの電気自動車(EV)やハイブリットカー(HV)が街中を走っている.加速が良い,ガソリ ンの使用を減らせる,有毒ガス・温室効果ガスなどの対策ができるという利点が注目される.

 しかし,電気自動車やハイブリットカーの可能性とはそんなことばかりではないと思う.

 現在私は,AT車を改造した電気自動車を製作している.下の図に示した概略のように,その充電方法は ,プラグインと車載したガス発電機を用いる.家庭用コンセントがない場所でもガスボンベからの発電で 充電でき,車ばかりでなく携帯電話やドライヤーなどの家電でも用いることができる.

 つまりモータを動かすための動力源の供給に複数の手段が得られ,非常用の電源としても用いることがで きるのである.

 また懐疑論も多い地球温暖化では,身近なことならばともかく,お金のかかる電気自動車に対しては積極的 になれない人も多いと思う.そこで身近に起こったこととして東日本大震災の出来事から学んだ,非常時の 移動手段と電源についての対策という観点から電気自動車の普及を目指していきたい.




  走行距離の短いのが欠点の電気自動車ではあるが,通勤通学や近場への移動手段としてならば十分で ある上,バッテリーや充電方法なども改善されてきている.近くにガソリンスタンドがない農家などでも,仕 事で使うためにわざわざ遠くに出向かずとも家で充電できる電気自動車のほうが向いていると思われる.

 さらにごみの排出量の多い日本では,車も毎年500万台以上が廃棄処分されている.無傷でタイヤの摩耗も なく走行距離が少ないにもかかわらずに廃棄となる車も多い.その為,そのような中古車を改造して電気自動車 に転換(コンバート)することで,ゴミの削減という新たな道が開けるのである.

 現在私は,AT車を改造した電気自動車を製作している.下の図に示した概略のように,その充電方法は ,プラグインと車載したガス発電機を用いる.家庭用コンセントがない場所でもガスボンベからの発電で 充電でき,車ばかりでなく携帯電話やドライヤーなどの家電でも用いることができる.

 エコカーについて考えるということは,車をはじめ多くの科学技術の将来の可能性を広げることになる.


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