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高専生活を振り返って

福島工業高等専門学校

機械・電気システム工学専攻 2年 箱崎英俊

私の高専生活はとても楽しく充実したものだった。とにかく同じ学校に7年間もいたのだ。楽しくないわけがない。目を閉じれば思い出す我が青春の日々。楽しかった!
ところで本日は11月14日である。3日まえはポッキーの日であった。ロケット打ち上げおめでとう!さて今日はなんだろうか。記念すべき本原稿の提出日である。先月の下旬に電子コンパスを書けと言われた時はまだまだ時間があるから大丈夫と考えていた。しかし、月日が経つのは思いのほかはやく、いつの間にか締切日となってしまった。焦る。とにかく焦り、参考になればと過去の文章を読んでみると、実に面白く、そしてまた時間が過ぎ去ってしまった。あと何時間あるだろうか。いや、まだあわてるような時間じゃない。
話は変わるが、私は文章を書くのが苦手である。特にテーマが自由と言われた時には何も思いつくことはない。真っ白な原稿を渡して「自由」というタイトルで提出しようかと考えるレヴェルである。なぜ苦手かというと、何も考えていないからである。日々を反射で生きている。よく静かな奴ほど頭の中はおもしろいというが、それは一部の人間だけであり、私のような静かな人間は何も考えてないからしゃべらないだけである。沈黙は金である。
こんな私でも来年からは社会人である。学生時代は周りからたくさん助けてもらってなんとかここまで来れたが、こんな文章を機関紙に載せるような人間が社会でやっていけるのだろうか。いや、やらねばならぬのだ。がんばろう日本!

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