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「PC用メガネ」
山形大学工学部機械システム工学科4年 
江黒 躍也

大学生活も今年で4年目を迎えます。1年目に雪が降る度に一人雪だるまを作り一人雪合戦をしていた頃が懐かしく、最近ではすっかり布団で丸くなり三角になり四角になっている日々であります。

大学に入学してからデスクワークの時間が増え、パソコンとにらめっこする時間も長くなりました。そのためか私は長い間ドライアイに苛まれており、これまで市販の目薬を使い誤魔化し続けていました。しかし研究室に配属されてからにらめっこする時間は長くなり容態は深刻化するばかり。もうダメだ…おしまいだぁ…と嘆く日々が続いていた私が藁にすがる思いで購入したのが最近話題の「PC用メガネ」。なんとPCによるドライアイや頭痛の原因であるといわれるブルーライトをカットしてくれる優れものです。この「PC用メガネ」、ちょろっとインターネットで調べてみると色々議論がかもされており効果には個人差があるようです。私も少しでも効果があればいいなという軽い気持ちで某大型インターネット通販サイトにて70%OFFのものを購入、お値段たったの\1980。あとは自宅に届くのを布団に入って待つだけです。

布団で丸くなることわずか一日、某急便さんが届けてくれました。便利な世の中になったものです。普段は裸眼の自分が眼鏡をかけるというドキドキワクワクの中で装着しデスクワークをしてみることに。なるほど、これはいいものだ。にらめっこをしても全く目が疲れませんし痛くなりません。個人差があるとは聞いていましたがここまで効果があるものとは思いませんでした、本当に良い買い物をしたものです。私同様にドライアイに悩んでいるという読者の皆様、この機会に是非「PC用メガネ」のご検討いかがでしょうか?デスクワークのお供に、暗い中での読書の相棒に、眩しい日差しの改善に、ノーライフノーPC用メガネとなること間違いなしです。私は今も装着しながらこの原稿を綴っております。

しかし大きな問題が一つ、時折写るメガネをかけた自分の顔を見るたびにニヤニヤしてしまいPCとのにらめっこに負けてしまうという絶望的な状況に。まさかこのような罠がしかけられているとは思いもよりませんでした。今後は特殊な訓練を積み対策を練っていく次第であります。



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