目次へ戻る   

本棚

秋田大学大学院 工学資源学研究科 機械工学専攻 博士前期課程 1年
柳沢 良太

 私は漫画が好きで自分の部屋には約250冊の漫画が置いてあります。本当はもっと揃えたいと思っているのですが自分の部屋の広さやお財布と相談した結果、社会人になって一人暮らしを始めてからでも良いかなという考えに至りました。時間が無くて10冊ほど読んでない漫画が貯まっているということもありますが・・・

 そんな私の事情はおいといて本題に入りますが、学部3年次の頃に本棚を買いました。そのときは、安くて、デザインが良くて、大きめのサイズであれば何でも良いという考えでした。そしてお目当ての100冊ほど収容できる本棚が無事に見つかったのですが、説明書通りに本棚を製作したのに本棚自体のバランスが悪くグラついていたりしました。

 当時は無名メーカーの安物で仕方ないと思っていましたが、そこからの学生生活を通してその本棚の何が悪かったのかを考えるようになりました。そして今年の夏には本棚にボルトを通す穴を増やしてボルトを多くするなどをして改良し、グラつきを無くすことができました。

 このように原因を考えること、物事を実行することの大切さを教えてくれた機械工学科に入学して良かったと思います。時間が取れたら実際に図面を書いて一から本棚を作ってみるのも楽しそうだと思いました。

目次へ戻る