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地元と普段の過ごし方
秋田県立大学大学院 システム科学技術研究科 機械知能システム学専攻 修士1年
三浦 拓也

 秋田県立大学はいくつかキャンパスがありますが,私が通っている本荘キャンパスは秋田県の由利本荘市にあります.私が生まれ育った町はこの由利本荘市の南にある矢島町というところです.冬の厳しさを除けば長閑でお酒のおいしい良い町です.さらに南には鳥海山があり,天気がよければその冷たいようで暖かい山影を見ることができます.

 由利本荘市には由利高原鉄道鳥海山ろく線という今年で開業30周年を迎える鉄道があり,普段から通学に利用しています.この由利高原鉄道,「エボルタチャレンジ2015」という乾電池で電車を動かすイベントが行われニュースにも取り上げられました(このイベントで世界最長距離である22.615kmを走破しギネス記録達成).これを機に少しでも多くの人に知ってもらえたら……と思っています.

 自分の研究,学会の準備,大学院の講義と課題,研究室の運営,他大学の講義への参加……というふうに学部の頃とは違ってやらなければならないことが少しずつ増えてきました.当然失敗することもあります.そんなときは5分,10分程度に散歩をします.気分転換をすることで気持ちを前向きにさせるのです.散歩に限らず科学雑誌を読む,コーヒーを飲む,鳥海山を眺めてみる,とにかく何でもかまいません.

 ちょっとした気分転換 皆さんもいかがでしょうか

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