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ISTS2014に参加して

鶴岡工業高等専門学校 機械制御コース
阿部 考臣

 私は2014年の11月某日に台湾で開かれた学会ISTS2014に参加してきました。その時まだ学会というものに参加したことが無かったのにもかかわらず、いきなり海外で発表するという、私にとってとてもハードルの高いイベントとなりました。また、もともと英語があまり得意でないため、毎日鬱になるような思いで学会に向けて準備をしてきました。
 そして当日、私は持てる全力をプレゼンにぶつけました。結果、プレゼン自体は無事満足のいくものにできましたが、質問に対する受け答えはボロボロでした。もともと英語を聞き取る能力が低いというのもありましたが、それに加えて質問相手が台湾人ということで台湾訛りがさらに聞きづらくさせるのでした。そこで真にグローバル化というのを考えるとき、こういったネイティブ以外の訛りの発音にも対応していかなくてはならないのだなということを痛感しました。
 この海外での学会発表は英語の苦手な私にとって、とても良い薬になったと思います。現地の学生たちとのコミュニケーションももちろん英語でした。しかし日常会話ですらままならず、一緒にいた日本人学生と一緒に現地の学生たちと会話するような形となりました。このような恥ずかしい体験はもう二度としないためにも、英語というのを見つめなおして、次回海外に行くようになった時に自分からコミュニケーション取れるように努力していきたいです。  

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