インターンシップを通して

福島工業高等専門学校 機械工学科 4年
��野　円香

　私はこの夏に２社のインターンシップに参加させていただきました。

　機械技術者の仕事として「製造」のイメージが強かったのですが、品質管理や生産性を向上させるための改善案を検討するモノづくりに欠かせない仕事があることを知りました。また、実習を通して、製品の品質や安全性を確実にするために限られた時間の中で、細かく決められた作業が求められることを実感しました。用途に応じて最適な手順や作業温度があり、部品の接着やねじによる部品の取り付けひとつをとっても定められた接着強度や締め付けトルクでの作業が必要となります。他にも、社会人としての在り方やマナー、整理整頓の大切さを学ぶことができました。

　今回のインターンシップを通して、納期を守ることの重要性や速やかな報告・連絡、チームワーク、コミュニケーションの大切さも実感しました。また、その土地での郷土料理やおすすめのお店などにも行くことができ、参加者とも交流することができました。多くのことを学びながら楽しく過ごすことができた貴重な５日間でした。