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フランス人留学生と過ごした3ヶ月

一関工業高等専門学校 生産工学専攻 2年
鵜沢 知弘

 専攻科に入学してまもなく私の研究室にフランス人留学生が来ることになり、3ヶ月間一緒に研究を行うことになりました。私の所属している研究室はロボット技術を応用した機器を開発しています。彼は情報工学専攻でプログラミングが得意な学生だったため,人と簡単なコミュニケーションを取れるロボットハンドの開発をテーマとし,3D空間を使用したロボットハンドの制御方法の開発を一緒に行いました。ロボットハンドの製作には3Dプリンターを使用しました。彼はPCの3D空間内にロボットハンドをモデリングしたものを表示させ、それを操作することで実際のロボットハンドも同じように動くような制御方法を開発しました。

 フランス人留学生との3ヶ月間を通して、お互いの文化の違いや、英語の重要性、一緒に研究をする楽しさを学ぶことができました。一番私に影響があったのは英語力の低さの実感ともっと英語を学んで、たくさんコミュニケーションをとりたいと思ったことです。そのための第一歩として、フランスに短期留学することを決意しました。フランスでは、海外の文化や、英語でのコミュニケーション、大学での勉強など多くを学びたいと思っています。残りの学生生活では、英語に触れる機会を増やしていき、社会に出た後でも役に立つようにしていきたいと思います。


 

 

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