目次へ戻る   

家族の支え

日本大学
五十嵐翔

 「家族に対する感謝」を本当に感じたのは,高校を卒業した頃だった.私は高校生活において勉学,部活共に思うような結果を出せず,有意義に過ごすことが出来なかった.そのため高校生の時に望んでいた道とは異なってしまった.そのときに,私は家族がこんなにも支えてくれていたことを感じ,涙を流したことが多々あった.その涙は,支えてくれた家族に対する遺憾と今まで自分が努力してこなかった後悔で流れたものだった.そのときに,高校を卒業するまでに口では感謝の言葉を発していたが,このときに初めて,家族の支えのありがたみを感じた.

 大学では,家族の支援で学ばせてもらっており,家族に対する感謝を常に心に留め,生活を送っている.その上で,勉学を怠らないことを第一として過ごしており,大学で学ぶ上で常識的な部分である.私は怠惰な高校生活を過ごし,勉学を厳かにしてきたため,大学の基盤となる勉学を大事にしている.これにより,金額面で少しだけ親に対する負担を減らすことが出来た.

 現在,私は卒業研究に精を出している.私は,現在行っている研究のさらなる専門性の追求と解明,将来について深く検討したいという点で大学院に進学することを決めた.これからの研究生活でも家族に対する感謝を忘れず,家族の支えに対する恩返しをできたと思える将来を送れるように努力したい.




目次へ戻る