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インターンシップおよび学会発表での経験

秋田県立大学大学院 システム科学技術研究科 機械知能システム学専攻 M1
植竹厚太

 私は、8月23日から9月13日までの期間、カルソニックカンセイ株式会社のインターンシップに参加しました。また、その期間中である9月4日には日本機械学会の年次大会に参加しました。

 インターンシップでは書ききれないほど多くのことを学びましたが、その中でも特に重要だと思った事は計画の立て方です。インターンシップの参加当初、私が立てた計画は取り組む内容についての方向性を決めるだけのものでした。その内容に目を通した社員の方からは、実際に自分が作業することを細かく分けて、日ごとに当てはめていったほうが良いとアドバイスを頂きました。言われたとおりに、作業を分けて当てはめていった結果、私の計画は期間内に終わらない内容でした。このことから自分の計画の立て方の甘さを痛感しました。限られた期間の中で成果を出すためには、目的とアウトプット、それに向けたアクションを考え、スケジュールに落とし込むことが大切だと実感しました。この計画の立て方を、今後の研究活動などにも活かしていきたいと考えています。

 日本機械学会の年次大会では、学部生時代の卒業論文の発表会とは違う雰囲気での発表を味わうことができました。自分の研究内容を分かりやすく伝えられるように準備してきたつもでしたが、自分の研究について知らない相手に伝えるということは本当に難しいことであると実感させられました。また、質疑応答の際には今まで自分には無かった視点からの意見を頂き、とても参考になりました。さらに部門同好会にも参加でき、企業の技術者の方や他大学の先生方とお話しする機会にも恵まれました。経験豊富な方々とのコミュニケーションはとても刺激になりました。

 今回のインターシップと学会参加の経験を通して、多くの社会人の方々と接する機会があり、たくさんの学びがありました。学生の私にとって本当に貴重な経験であったと感じています。今回の経験を活かて、今後も精進していきたいと考えています。




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