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インターンシップ,日本機械学会年次大会に参加して

秋田県立大学大学院 システム科学技術研究科 機械知能システム学専攻 M1
永井大貴

 今年の8月28日から9月8日までの9日間,自動車部品メーカーである(株)東海理化)のインターンシップに参加し、その期間中の9月4日には埼玉大学で行われた日本機械学会2017年度年次大会に参加し研究発表を行いました.

 インターンシップでは設計部署に配属され,製品の設計図面を完成させるまでの工程とその仕事内容を教えていただきました.その中でもスケジュール管理は、納期から逆算して期限までに図面を完璧な状態で提出できるようにしっかりと細かく日程を決めること、そしてその日程通りに仕事を進めていくことで行われていることがわかりました.期限に遅れてしまうことでその後の工程の全てで遅れが生じてしまうことから,期限を守ることが仕事をする上でとても重要だと感じました.また図面を完成させるためには,生産技術など他部署との連携,仕様を満たしながらも品質や安全性を満足させる,そして利益を少しでも生み出せるようにコストも考える,といった多くのことを考慮しなければならないことも理解できました.この経験から,自分が描いていたイメージより,設計はとても大変で責任が課せられているものであると感じました.

 日本機械学会年次大会の学会発表はインターンシップ中の参加であったこともあり,なかなか準備ができなかったため納得のいく発表ができませんでした.インターンシップでも学んだように、しっかりと学会の発表日から逆算して準備をすることができていたらより満足のいく発表に近づけたと思いました.今後は,忙しいなかでもしっかりと日程を組んで取り組んでいけるようにしていきたいと感じました.

 この夏休み期間中に、インターンシップへの参加と学会発表など学部のときにはできなかった経験をすることができてとても貴重な日々を過ごすことができました.これからは就活なども始まってくるので,今回得た経験を生かして残りの大学院生活も頑張っていきたいです.




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