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私にとっての「ものづくり」

東北学院大学 工学部 機械知能工学科 4年
大江佑馬

 私は小さい頃からものづくりに熱中していました。理由としては、父の影響によるところもあったのですが、特に自分の手で何かを作るということに対して好奇心を掻き立てられ、わくわくした気持ちになれたことが大きかったと思います。家ではよく趣味のプラモデルを作ることに熱中し、小学校の授業でも国語や算数といった座学よりも図工などの手を動かし作業する時間がとても楽しいと感じていて、将来はものづくりに関する仕事に就きたいと考えていました。しかし、中学、高校へ進学し、自分の将来についてよく考えるようになって何度か自分がエンジニアになることが正しいのかと自問する時期もありました。ですが、私の中で、小さい頃に抱いたものづくりに対しての好奇心やわくわくする気持ちが忘れられず、不安な気持ちもありましたが技術者への道を進むことに決めました。
 そして今、私は東北学院大学で知識と技術を学び、小さい頃から夢だったエンジニアになる道を進んでいます。私にとってものづくりとは、今でも変わらない好奇心を掻き立てられ、わくわくした気持ちになれる素晴らしい分野です。今はまだこの道を進むことが正しかったのか分かりません。ですが、これからさらに多くのことを学び、経験していくことで自分の選択が間違いではなかったと胸を張って思えるよう努力していきたいと思います。




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